2023.02.09 木

カテゴリ:イベント

【イベントレポート】角川武蔵野ミュージアムで植菌’g!(ショッキング)を開催しました。

1月28日(土)に角川武蔵野ミュージアムで、小中学生向けの角川武蔵野ミュージアムで植菌’g!を開催し21名が参加しました。午前中は川越農林振興センターの職員が三富地域農業の歴史や課題を解説した後、ミュージアムの見学ツアーを行いました。午後は三富地域で伐採した「ほだ木」に穴を開け、シイタケ菌を植える作業を体験してもらいました。参加した21名の小中学生は一様に、「植菌が楽しかった」と満足そうに話してくれました。
参加者には、三富地域で採れたホウレンソウと、一昨年に植菌したほだ木をお土産に持って帰っていただきました。落ち葉堆肥を使って育てられたホウレンソウ、三富地域の平地林を伐って植えたシイタケを食し、三富地域及び農家さんの若い応援団になっていただけると嬉しいです。

●三富地域農業のお話を聞いている様子

●ミュージアムツアーの様子

●植菌体験の様子

●栗原しいたけ園の栗原さんの説明

★お持ち帰りいただいた、「ほだ木」からシイタケを生やす方法について

※栗原シイタケ園の栗原さんの説明をまとめてみましたので試してみてください。

①3月になったら、48時間くらい、「ほだ木」を水の中に沈めます。浮いてしまう場合は重しを付けて沈めてください。

②水から上げた「ほだ木」は部屋などの暖かいところに置いておくと、10日~15日くらいでシイタケが出てきます。出てきたシイタケを取る時は、ナイフ等で切り取るのではなく、シイタケのいしづきをもって、木からもぎ取ってください。

③シイタケを取り切ったら、再度24時間くらい、「ほだ木」を水に沈めてください。

④②と同じように、2回目のシイタケが出てきます。 ※「ほだ木」の中のシイタケ菌が弱ってしまうので、2回でやめる。

⑤2回目のシイタケを取り切ったら、外に置いて「ほだ木」の中のシイタケ菌を休めます。外に置く場所は、直射日光が当たらず、風通しの良い、雨が少し当たる場所(林の中のようなところ)の地面に伏せておくのが良いです。「ほだ木」か乾燥しているようでしたら水をかけてください。

⑥うまく「ほだ木」を管理すると、10月頃、①~⑤を行うことで、再度シイタケが採れます。